
マイページに作品情報をお届け!
兄 小林秀雄との対話-人生について-
アニコバヤシヒデオトノタイワジンセイニツイテ
- 著: 高見沢 潤子

人間小林秀雄を妹が伝えた言葉
敬愛する兄 小林秀雄の考え方を、妹 潤子がわかりやすく伝える
小林秀雄の妹であり、田河水泡の妻である作者が、敬愛してやまない兄の生き方や心、そして難しい作品の意味を、兄との対話によって、わかりやすく伝える。小林秀雄の誠実なものの考え方や精神を、身近にいるからこそ書き表した魂の言葉。美について、批評精神について、読書について……、人間小林秀雄と妹の美しい愛情に溢れた書。
高見沢潤子
わたしは、兄の作品を全部読みかえしました。そして兄を訪ねては、いろいろと質問し、話しあいました。兄の顔をじっとみつめ、その一言一言をかみしめるようにききました。ときには、茶の間でむかいあって晩しゃくのお相伴をしながら、あるいは応接間で音楽をききながら、また鎌倉の美しい山々をながめながら。――<「初刊本まえがき」より>
※本書の底本は、講談社刊『兄 小林秀雄との対話――人生について』(1968年6月刊)としました。
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2011年10月08日
ISBN
9784062901376
判型
A6
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
本書の底本は、講談社刊「兄 小林秀雄との対話―人生について」1968年6月刊とし、振り仮名は適宜調整した。