見知らぬ橋(上)

マイページに作品情報をお届け!

電子あり

見知らぬ橋(上)

ミシラヌハシジョウ

講談社文庫

かつて信州の山中で会い、忘れ得ぬ人だった並河と流氷の網走での再会……。全生涯をかけて激しく燃えた京都の夜。妻子ある男との愛に生きる能面師・魚住名緒子が求めた永遠の慕情とは……。サンフランシスコ、アラスカへひろがる愛の行方に待ち受けているのものは……。恋人たちが最後にたどり着くメンデンホール氷河は愛の聖地なのだろうか。壮大なスケールで描く自然描写を織りこんだ本格長編ロマン。〈上下 全二巻〉


能面師を父に、自らも面を打つ魚住名緒子は、網走の流氷を前に、かつて信州の山中で会い、忘れ得ぬ人だった並河に再会する――二人をめぐって起るさまざまな人間関係を背景に、“無償の愛”に生涯を賭ける名緒子と並河との姿に、現代における純粋な愛の形を追求した長編ロマン。


Ⓒ 

オンライン書店で購入する

書誌情報

紙版

発売日

1975年09月26日

ISBN

9784061313019

判型

A6

価格

定価:418円(本体380円)

ページ数

406ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2018年10月05日

JDCN

06A0000000000032600A

著者紹介

オンライン書店一覧

既刊・関連作品一覧

製品関連情報