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蜻蛉日記(下)
カゲロウニッキゲ

「尼に」と決意の山寺籠りも、兼家に「あまがえる」とからかわれる結果となった。兼家の訪れは、いつか夢の中にさえ、とだえた。身の衰えを嘆き、求めることを諦めた心。一方、昇進し恋をする道綱。暮れ果つる日にはなりにけり──と陽炎の、あるかなきかの心地をさすらった半生に筆をおく。時に作者・藤原道綱母は40歳、という。川瀬一馬の校注・現代語訳でお届けする、平安時代の傑作自叙伝。<上中下全3巻 下巻>
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書誌情報
紙版
発売日
1980年11月12日
ISBN
9784061316478
判型
A6
価格
定価:308円(本体280円)
ページ数
228ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2019年09月06日
JDCN
06A0000000000032816L
著者紹介
その他: 川瀬 一馬(カワセ カズマ)
装丁: 亀倉 雄策(カメクラ ユウサク)