よみきかせ日本昔話 いっすんぼうし

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よみきかせ日本昔話 いっすんぼうし

ヨミキカセニホンムカシバナシイッスンボウシ

講談社の絵本

よみきかせ日本昔話4~5歳むけ夏の巻。

子どもがいなくてさびしく思っているおじいさんとおばあさんが、神さまにお願いすると、ある日おばあさんの親指がぷっくりふくれ、小さな男の子が生まれました。

ふたりはこの子に「いっすんぼうし」と名づけ大切にそだてます。かしこく、りっぱな若者に成長しますが、大きさは小さいまま。

ある日、いっすんぼうしは「京の都へでたい」といいだし、針の刀を腰に、おわんの船を箸の櫂でかきながら旅立ちます。

京で、大臣さまのお姫さまのお相手として召し抱えられたいっすんぼうし。

ある日、お姫さまのお供で清水寺へいくと、あらわれたのは3匹の鬼。

みんながお姫さまを置いて逃げてしまう中、いっすんぼうしは、ゆうかんにお姫さまを守ります。

そして鬼が残していった打ち出の小づちを、お姫さまがふるうと……!?


令丈ヒロ子さんの文、堀川理万子さんの絵で描きだされるいっすんぼうしは可愛く元気。とくに、いっすんぼうしがぐんぐん大きくなるシーンはわくわくします!

*おおよそ5分ほどでよみきかせることができる長さです。

*おまけの短いお話「おはなしもうひとつ」は、「したきりすずめ」を掲載。


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書誌情報

紙版

発売日

2012年05月24日

ISBN

9784061325081

判型

AB

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

36ページ

シリーズ

講談社の創作絵本

著者紹介

文: 令丈 ヒロ子(レイジョウ ヒロコ)

大阪市生まれ。嵯峨美術短期大学(現・京都嵯峨芸術大学)卒業。講談社児童文学新人賞に応募した作品で、独特のユーモア感覚を注目され、作家デビュー。おもな作品に「若おかみは小学生!」シリーズ(講談社青い鳥文庫)、『メニメニハート』『パンプキン! 模擬原爆の夏』(以上、講談社)、「ブラック・ダイヤモンド」シリーズ(フォア文庫)、「笑って自由研究」シリーズ(集英社)などがある。

絵: 堀川 理万子(ホリカワ リマコ)

東京生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業、同大学院修了。絵画作品による個展を毎年開催するほか、グループ展、出版など幅広く活躍。絵本に『ぼくのシチュー、ままのシチュー』(ハッピーオウル社)、『おへやだいぼうけん』(教育画劇)、『げんくんのまちのおみせやさん』(徳間書店)、『権大納言とおどるきのこ』(偕成社)、挿絵作品に『バレエ名作絵本 くるみわり人形』(講談社)など多数。

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