
いっすんぼうし(児童)
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このシリーズの特長 ●1さつに5話。むかし話の採話と研究では第一人者の松谷みよ子が選びぬいたむかし話です。 ●人々に語りつがれ、育まれてきたむかし話ならではの「語り」のよさを生かした文章。声にだして読んでみると、日本語の美しさとおもしろさが存分に味わえます。 ●低学年の子どもたちが、ひとりでも読めて楽しめるよう、本づくりと文字づかいをくふうしました。 ●〈読者のみなさんへ〉と〈解説〉で物語世界の知識をプラス。知っているようで知らなかったむかし話の世界へ、ご案内します。 ●親しみやすい、楽しい絵がたっぷり。幼児への読みきかせにも、ぴったりです。 ●たべられたやまんば/びんぼう神とふくの神/ニャンコはしょうべえしょうべえ/てんぐのかくれみの/いっすんぼうし――5話収録
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よみきかせ日本昔話 いっすんぼうし
発売日:2012年05月24日
よみきかせ日本昔話4~5歳むけ夏の巻。 子どもがいなくてさびしく思っているおじいさんとおばあさんが、神さまにお願いすると、ある日おばあさんの親指がぷっくりふくれ、小さな男の子が生まれました。 ふたりはこの子に「いっすんぼうし」と名づけ大切にそだてます。かしこく、りっぱな若者に成長しますが、大きさは小さいまま。 ある日、いっすんぼうしは「京の都へでたい」といいだし、針の刀を腰に、おわんの船を箸の櫂でかきながら旅立ちます。 京で、大臣さまのお姫さまのお相手として召し抱えられたいっすんぼうし。 ある日、お姫さまのお供で清水寺へいくと、あらわれたのは3匹の鬼。 みんながお姫さまを置いて逃げてしまう中、いっすんぼうしは、ゆうかんにお姫さまを守ります。 そして鬼が残していった打ち出の小づちを、お姫さまがふるうと……!? 令丈ヒロ子さんの文、堀川理万子さんの絵で描きだされるいっすんぼうしは可愛く元気。とくに、いっすんぼうしがぐんぐん大きくなるシーンはわくわくします! *おおよそ5分ほどでよみきかせることができる長さです。 *おまけの短いお話「おはなしもうひとつ」は、「したきりすずめ」を掲載。