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女性の歴史(上)
ジョセイノレキシジョウ

「火の国」の詩人・高群逸枝が、大正昭和の激動期に、「われらいかに生くべきか」……と、女性解放の学問的寄与を決意して、武蔵野の一隅「森の家」に20年あまり。「母系制の研究」「招婿婚の研究」を基底に、一貫して「母性我」に視点を据え、自然なる原始の「母性我的母権社会」への復権を願い、新しい女の権利獲得運動、戦後現憲法下での男女同権の一応の実現など、婦人の諸問題を分析し、自身の遺書として自らを燃焼し尽した、女性全史。著者の願いが永遠であるごとく、本書の価値も永遠である。〈上下全2巻 上巻〉
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書誌情報
紙版
発売日
1972年06月15日
ISBN
9784061340176
判型
A6
価格
定価:572円(本体520円)
ページ数
560ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2019年10月04日
JDCN
06A0000000000016326T
収録作品
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作品名初出
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作品名
女性の歴史(上)
初出
著者紹介
装丁: 亀倉 雄策(カメクラ ユウサク)