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動物裁判
ドウブツサイバン
- 著: 池上 俊一

法廷に立つブタ、破門されるミミズ、モグラの安全通行権、ネズミに退去命令……13世紀から18世紀にかけてヨーロッパに広くみられた動物裁判とは何だったのか?自然への感受性の変化、法の正義の誕生などに言及しつつ革命的転換点となった中世に迫る「新しい歴史学」の旅。
Ⓒ池上俊一
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目次
●めずらしくなかった動物裁判
●ヨーロッパ各国にのこる史料
●バッタ、ミミズも裁かれた
●ブタの「現行犯」
●ヴィクトル・ユゴーのヤギ裁判
●モグラに安全通行権を
●未成年とみなされた毛虫
●人間中心的感受性の時代に……
●魔性を失った森
●「宇宙の自然」と「人間の自然」
●中世合理化運動の落とし子
●神のおりきたる樹
書誌情報
紙版
発売日
1990年09月17日
ISBN
9784061490192
判型
新書
価格
定価:1,034円(本体940円)
通巻番号
1019
ページ数
236ページ
シリーズ
講談社現代新書
電子版
発売日
2020年09月10日
JDCN
06A0000000000229789K
著者紹介
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