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はじめての金融工学
ハジメテノキンユウコウガク
- 著: 真壁 昭夫

天候デリバティブって何?経済物理学とは?
これならわかる金融工学の基本理論
正直に告白しますと、私は文科系の出身ということもあり、ある時期までは、経済や金融の勉強をしていて、難しげな数式を伴った理論に出くわすと、どうしても「引いて」しまいがちでした。それだけに、かつての私のような人が、一見難しそうなイメージのせいで金融工学に近づこうとしないことは、容易に想像できます。しかし金融工学は、順を追って学んでいけば、決して難解なものでも、取っつきにくいものでもありません。世界のさまざまな動きに直接結びつくと同時に、知的な好奇心も満足させる、実にスケールが大きくて刺激的な考え方、それが金融工学なのです。――<本書より>
金融工学はこう考える/1+1<2の不思議な世界/都合のよい前提条件/タダ飯はない?/わかりやすい統計と確率の話/人間は本当に合理的か/リスクって何だ?/正規分布を疑う
- 前巻
- 次巻
目次
第1章 新しい金融派生商品・新しい考え方
第2章 金融工学はこう考える
第3章 わかりやすい統計と確率の話
第4章 リスクとリターンの考え方
第5章 オプション価格を求める理論
第6章 金融工学の限界とそれに続く理論
書誌情報
紙版
発売日
2005年04月20日
ISBN
9784061497801
判型
新書
価格
定価:792円(本体720円)
通巻番号
1780
ページ数
224ページ
シリーズ
講談社現代新書
著者紹介
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