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ヘレン・ケラー自伝 (新装版)
ヘレンケラージデンシンソウバン
ヘレン・ケラーは19世紀後半、アメリカに生まれた社会福祉活動家です。この本は彼女が22歳のときに書いた『わたしの生涯』の翻訳として、かつて刊行されたものをもとにしています。見えない、聞こえない、話せない、の三重苦を、驚くべき努力と周囲の支援で乗り越え、やがて障害者教育、福祉の発展に尽くしました。 巻末には、ヘレンの教育者・サリバン先生の生涯について、東海大学教授・鳥飼行博氏の解説を収録。
ヘレン・ケラーは19世紀後半、アメリカに生まれた社会福祉活動家、教育者です。この本は彼女が22歳のときに書いた『わたしの生涯』の翻訳したものをもとにしています。
ヘレンは、見えない、聞こえない、話せない、の三重苦を、おどろくべき努力と周囲の支援で乗り越えて成長し、のちに障害者教育、福祉の発展に尽くしました。
巻末には、ヘレンの教育者であったサリバン先生の生涯について、東海大学教授・鳥飼行博氏の書き下ろし解説を収録。その後のヘレンの人生を知ることもできます。
*巻末に人物伝つき
*小学上級から
*すべての漢字にふりがなつき
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目次
はじめに
1 白い闇の中で
2 旅立ち
3 光ある世界
ヘレン・ケラーの年表
解説 奇跡の先生アン・サリバン 鳥飼行博
ヘレン・ケラーをめぐる歴史人物伝
障害者のためにはたらいた人たち
書誌情報
紙版
発売日
2017年10月19日
ISBN
9784061499232
判型
新書
価格
定価:814円(本体740円)
ページ数
226ページ
シリーズ
講談社 火の鳥伝記文庫
電子版
発売日
2017年12月01日
JDCN
06A0000000000007206O
初出
本書は講談社火の鳥伝記文庫『ヘレン・ケラー自伝』(1981年11月初版)を底本に、新しい資料に基づいて改訂を行い、一部の文字づかい、表現などを読みやすくあらためたものです。
著者紹介
●社会福祉活動家、教育者。1880年アメリカ生まれ。三重苦を乗り越え、障害者福祉の前進に貢献した。日本へも3回訪れたことがある。1968年87歳で逝去。
●児童文学作家。1923年大阪府生まれ。早稲田大学仏文科卒業。在学中から早大童話会に属し、児童文学を志す。主な児童文学に『肥後の石工』『浦上の旅人たち』『光と風と雲と樹と』。そのほか絵本に「源平絵巻物語」シリーズ、『土のふえ』など。日本児童文学者協会賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞、芸術選奨文部大臣賞など受賞多数。1992年紫綬褒章を受章。2004年逝去。
●画家。1957年富山県生まれ。SF、ファンタジーを中心に幅広く活躍。おもな作品に『魔女の宅急便』(そのその3~その6、角野栄子)、「ハウルの動く城」シリーズ(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ、訳=西村醇子・市田泉)、『ヨーレのクマー』(宮部みゆき)などがある。