食卓に迫る危機 グローバル社会における漁業資源の未来

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食卓に迫る危機 グローバル社会における漁業資源の未来

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次世代に海を引き継ぐために、産業界、行政、消費者はなにをすべきか。
TPPにも緊急提言

世界中で過剰漁獲される漁業資源。急速に増大する世界の水産物需要。マグロ貿易の禁止などをめぐる主要国の対立激化。一方で、貿易自由化の議論がTPPなどでさらに加速する。待ったなしの状況の中、流通から漁業の現場まで、各分野の情報と知恵を結集して、海と漁業資源の未来を考える。


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目次

刊行に寄せて
海の未来を考える連続シンポジウム「食卓に迫る危機」と本書
序章 震災でも浮き彫りになった日本漁業と経済の問題点
第1章 海洋環境の変化と漁業資源
第2章 魚の現在と未来は経済問題と密接に関係する
第3章 危うさを含む世界の水産事情
第4章 漁業資源管理の現状をわかりやすく情報発信するためには
第5章 魚を自給できない場合でも輸入すればよいというのかは本当か?
第6章 WTOとTPPに必要な視点
第7章 養殖に頼ることで今の食卓を維持することはできるか
第8章 国際的に協力して漁業資源を守るためには
第9章 クロマグロの貿易が禁止される?
第10章 環境問題の南北対立によって食卓の危機が加速する
第11章 環境保護の鍵は地域にあり
第12章 食卓を守るためには、関係者の意識共有が重要だ
第13章 食卓を守るための経済的なインセンティブ措置
第14章 「食卓に迫る危機」の乗り越え方
あとがき
文献

書誌情報

紙版

発売日

2011年12月24日

ISBN

9784061531390

判型

A5

価格

定価:2,090円(本体1,900円)

ページ数

184ページ

著者紹介

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