「ファインマン物理学」を読む 電磁気学を中心として

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「ファインマン物理学」を読む 電磁気学を中心として

ファインマンブツリガクヲヨムデンジキガクヲチュウシントシテ

名著「ファインマン物理学」の中でファインマンが語った電磁気学を初学者にもわかりやすく噛み砕いて解説。ファインマンだから知っていた電磁気学の勘どころ。


天才死すとも名著は死なず
天才は何を知り、何を伝えようとしたのか?

ファインマン先生は電磁気学についても凄く深く考えていて、ノーベル賞講演でも未解決の「難問」について触れているし、『ファインマン物理学』の第3巻にもそのような記述が何度か出てくる。天才ファインマンの頭を悩ませていた難問とは、いったい何だったのか?それを最終的にファインマンは解決できたのか?その解決の過程を吟味してゆくと、「作用」という(あまり)聞きなれない物理量に焦点をあてて物理学そのものを書き換えてしまおう、というファインマン先生独自の「科学思想」が見えてくる。――<まえがきより>


目次

第1章 これぞ、ファインマン流!
第2章 方程式に秘められた意味
第3章 見えないものを見る
第4章 電磁気学の致命的な欠陥――くりこみ理論への道
数学的な補遺

書誌情報

紙版

発売日

2004年10月16日

ISBN

9784061532557

判型

A5

価格

定価:2,200円(本体2,000円)

ページ数

192ページ

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