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生命科学者のための電子スピン共鳴入門
セイメイカガクシャノタメノデンシスピンキョウメイニュウモン
Q&Aでとっつきやすく入りやすい入門書
活性酸素・活性窒素・フリーラジカルの研究に不可欠なESRを基礎理論からスピンラベル法、スピントラッピング法、ESRイメージングまで生命科学者向けにやさしく解説
本書の目的の一つは、スーパーオキシドやヒドロキシルラジカルなどの活性酸素や一酸化窒素、二酸化窒素などの活性窒素が、がんや心筋梗塞、脳梗塞、肺炎などの各種疾患の原因となること、アポトーシスやネクローシスなどの組織障害を引き起こすこと、感染症防御に働くなどの役割を担っていることなどを、ESR計測を通じて理解を深めることである。ESR装置の有効活用には、測定操作や難解といわれているスペクトルの解析などについての正しい知識が求められる。本書では、ESR装置の原理、計測方法や解析理論と解析手法などについて、初心者が利用できるように整理している。――<本書“はじめに”より>
- 前巻
- 次巻
目次
第1章 ESRの基礎知識
第2章 ESR測定で得られる情報
第3章 装置の使い方
第4章 生命科学分野への応用方法
第5章 ESR装置の基礎知識
第6章 スピントラッピング法、スピン酸化法
第7章 スピンラベル法
第8章 金属錯体のESR
第9章 ESR画像装置
第10章 ESR測定を初めて行う人のために
書誌情報
紙版
発売日
2011年04月01日
ISBN
9784061543164
判型
A5
価格
定価:3,740円(本体3,400円)
ページ数
176ページ
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