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仏陀の観たもの
ブッダノミタモノ
- 著: 鎌田 茂雄

生きとし生けるものすべてには、必ず生滅がある。生あるものは必ず滅ぶ。ところが仏教では、不生不滅とか生死一如と説く。また、この世を無常な相(すがた)として把え、泡沫の如きものと観る。どうして仏教では、このような観方ができるのだろうか。そもそも仏教とはどんな宗教であり、どういう教えを説いているのだろうか。本書は、仏教の基本的な考え方を平易な言葉で明らかにし、仏教が現在に生きる教えであることを教示する好著である。
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目次
1 第一章 仏陀の観たもの
2 第二章 仏教の三大原理
3 第三章 四つの真実
4 第四章 縁起の理法
5 第五章 空に徹するもの
6 第六章 人となる道
7 第七章 慈悲のこころ
書誌情報
紙版
発売日
1977年08月08日
ISBN
9784061581746
判型
A6
価格
定価:726円(本体660円)
通巻番号
174
ページ数
162ページ
シリーズ
講談社学術文庫