アメリカの影

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アメリカの影

アメリカノカゲセンゴサイケン

講談社学術文庫

戦後日本の歩みに巨大な影響力を及ぼしてきた〈アメリカ〉。高度成長期のアメリカ依存の精神的構図を捉えた江藤淳の文芸評論『成熟と喪失』および一連の占領研究におけるその思想的道程の検証から出発し、著書は戦後世代の独自の視角から〈戦後日本とアメリカ〉を問い直さんとする。原爆投下と無条件降伏をめぐる問題、占領下の新憲法制定経過など、戦後の原点となった事実を精細に論考した野心作。


目次

・「アメリカ」の影――高度成長下の文学
・崩壊と受苦――あるいはフロンティアの消滅
・戦後再見――天皇・原爆・無条件降伏
・無条件降伏政策と原子爆弾開発計画の相関年表

書誌情報

紙版

発売日

1995年06月05日

ISBN

9784061591820

判型

A6

価格

定価:1,100円(本体1,000円)

通巻番号

1182

ページ数

334ページ

シリーズ

講談社学術文庫

初出

1985年4月河出書房新社より刊行

収録作品

  • 作品名

    アメリカの影

    初出

    「早稲田大学」1982年8・9・11月号

  • 作品名

    崩壊と受苦

    初出

    「群像」1983年11月号

  • 作品名

    戦後再見

    初出

    「文藝」1984年9月号

著者紹介

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