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現象学の視線
ゲンショウガクノシセン
- 著: 鷲田 清一

われわれの〈現実〉や〈経験〉が、どこから来てどこへ行こうとしているのか、その移行の基礎的な構造を問うのが現象学である。〈経験〉を運動として捉えたフッサールと、変換として捉えたメルロ・ポンティを中心に、現代思想の原点となった現象学的思考の核心を読み解き、新たなる可能性をも展望する。著者の出発点をなす力作「ウィリアム・ジェイムズの〈経験〉論」を含む第1評論集、待望の文庫化。
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書誌情報
紙版
発売日
1997年10月09日
ISBN
9784061593022
判型
A6
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
通巻番号
1302
ページ数
336ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
底本:’89年4月、勁草書房より刊行された『分散する理性』を底本とした。