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老子入門
ロウシニュウモン
- 著: 楠山 春樹

5千数百字に凝縮された知恵の宝庫『老子』。
詩的リズムと象徴的陰影に富んだ魅力ある文章で綴られ、さまざまな思想と教訓がこめられた不朽の書である。人間の欲望や文明を激しく批判、現代に警鐘を鳴らし、また、無為自然や独特の「道」の形而上学が説かれる。
その文章の中から、親しみやすい名言名句を選び、老子の思想の全貌を平易に解説する格好の入門書。
- 前巻
- 次巻
目次
序章1 老子という人物
序章2 老子の思想のあらまし
序章3 書物としての『老子』
<第1章>世相批判の言葉
<第2章>「道」に関する言葉
<第3章>柔弱謙下の処世訓
<第4章>無為の治
<第5章>その他の有名な言葉
書誌情報
紙版
発売日
2002年12月10日
ISBN
9784061595743
判型
A6
価格
定価:1,056円(本体960円)
通巻番号
1574
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
底本:本書は、’84年11月、集英社刊「中国の人と思想4」の『老子』を底本としました。