諸子百家

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電子あり

諸子百家

ショシヒャッカ

講談社学術文庫

春秋・戦国の乱世に自らの理想を実現すべく諸国を巡った諸子百家。快楽至上主義の楊朱と兼愛の戦士・墨子の思想がなぜ天下を二分するほど支持されたのか。五徳終始説と大地理説で新王朝の出現を促進した鄒衍(すうえん)の雄大な構想、「白馬は馬に非ず」とした公孫龍(こうそんりゅう)の緻密な論理とは。新出土資料で判明した老子、孫子、孔子などの実像も、興味深く説き明かす。(講談社学術文庫)


春秋・戦国を彩る思想家たちの才智と戦略。戦乱の世に自らの構想を実現すべく諸国を遊説した諸子百家。利己と快楽優先を説いた楊朱、精緻な論理で存在の実体を問う公孫龍から老子、孔子までその実像に迫る。


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目次

序章 諸子百家とは何か
第1章 無為の哲人・老子
第2章 混沌の魔術師・荘子
第3章 歴史否定の快楽主義者・楊朱
第4章 受命なき聖人・孔子
第5章 失敗した革命家・孟子
第6章 兼愛の戦士・墨子
第7章 相対判断の破壊者・恵施
第8章 最後の古代論理学者・公孫龍
第9章 宇宙論的政治思想家・鄒衍
第10章 中国兵学の最高峰・孫子
第11章 法術思想の貴公子・韓非子

書誌情報

紙版

発売日

2004年11月11日

ISBN

9784061596849

判型

A6

価格

定価:1,067円(本体970円)

通巻番号

1684

ページ数

272ページ

シリーズ

講談社学術文庫

電子版

発売日

2014年10月24日

JDCN

0615968400100011000L

初出

底本:本書は、2000年4月に小社より刊行された『諸子百家』を底本とした。

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