野獣駆けろ

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野獣駆けろ

ヤジュウカケロコレゾオオサワハードボイルドノゲンテン

講談社ノベルス

大沢ハードボイルドど真ん中の豪速球!!
デビュー作「陰の間」発表から30年後の今、続編の執筆を始めた社会派の大作家、辺見俊悟に、正体不明の脅迫が始まった。奇しくも辺見を護ることとなったのは高松圭介、六本木を棲み家とする元傭兵だ。圭介に迫る脅迫者の目的は?そして、続編の秘密とは?大沢在昌初期の大傑作、待望のノベルス版再刊行!

●著者のことば
人生をゲームとして生きる――そんな男に憧れている。暇つぶしに命を賭け、敗者に待つものが死だとわかっていても笑える男がいい。金もある、女性にも愛される。しかもクールで、闘う理由を問われたら「退屈だったから」と答えるような男だ。書いているうちに憮然としてしまった。彼我の差がありすぎる。読者には楽しんでもらいたい。


書誌情報

紙版

発売日

1999年03月05日

ISBN

9784061820562

判型

新書

価格

定価:836円(本体760円)

ページ数

236ページ

シリーズ

講談社ノベルス

初出

昭和58年9月小社より刊行

著者紹介

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