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ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ
ドッペルゲンガーキュウアカズノトビラケンキュウカイリュウヒョウカンヘ

ゴシック様式の尖塔が天空を貫き屹立(きつりつ)する、流氷館。いわくつきのこの館を学生サークル《あかずの扉》研究会のメンバー6人が訪れたとき、満天驚異の現象と共に悲劇は発動した!……20世紀最後の新本格派、霧舎巧が島田荘司氏の推薦を受けて放つミステリフェロモン100%のデビュー作。第12回メフィスト賞受章。
著者のことば――本格推理小説ファンのみなさんに喜んでもらえるミステリを書いたつもりです。閉ざされた屋敷で次々と殺されていく登場人物たち。屋敷の内と外に1人ずついる名探偵。やがて、あかずの扉が開かれて……。これは、あくまでも理論的な謎解きにこだわった、本格推理小説です。
書誌情報
紙版
発売日
1999年07月06日
ISBN
9784061820838
判型
新書
価格
定価:1,210円(本体1,100円)
ページ数
440ページ
シリーズ
講談社ノベルス
著者紹介
その他: 辰巳 四郎(タツミ シロウ)