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闇の喇叭
ヤミノラッパ
- 著: 有栖川 有栖

――平世21年。探偵行為を禁止する法律が成立し、探偵狩りが行われている現代。少女・空閑純は、かつて名探偵として名を馳せた両親に育てられたが、母親はある事件を追う最中に行方不明となっていた。母の出身地である奧多岐野に父とともに移住し、帰りを待つ純だったが、そこで発見された身元不明の他殺死体が、父子の日常を破壊する! 存在意義を否定された探偵に謎が牙を剥くとき、新たな物語が動き出す!!
大東亜戦争後、日本は南北に分断され、北海道は<日ノ本共和国>として独立。日本国内では北のスパイが暗躍し、政府は警戒を強めていた。
――そして平世21年。私的探偵行為を禁止する法律が成立し、探偵狩りが行われている現代。少女・空閑純(そらしずじゅん)は、かつて名探偵として名を馳せた両親に育てられたが、母親はある事件を追う最中に行方不明となっていた……。母の出身地である奧多岐野(おくたきの)に父とともに移住し、帰りを待っていた純だったが、そこで発見された身元不明の他殺死体が、父子の日常を破壊する! 存在意義を否定された探偵に謎が牙を剥くとき、新たな物語が動き出す!!
書誌情報
紙版
発売日
2013年03月08日
ISBN
9784061828674
判型
新書
価格
定価:880円(本体800円)
ページ数
224ページ
シリーズ
講談社ノベルス
初出
2011年9月に小社より単行本として刊行されたものを、ノベルス化したもの。
著者紹介
有栖川有栖(ありすがわありす) 1959年大阪市生まれ。同志社大学法学部卒業。在学中は同大推理小説研究会に所属。89年に『月光ゲーム』で鮮烈なデビューを飾り、以降「新本格」ミステリムーブメントの最前線を走りつづけている。03年、「マレー鉄道の謎」(講談社ノベルス)で第56回日本推理作家協会賞受賞。本格ミステリ作家クラブ初代会長。
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お知らせ
有栖川有栖さんが第26回日本ミステリー文学大賞を受賞しました。(2022.10.28)