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闇の喇叭
ヤミノラッパ
- 著: 有栖川 有栖

――平世21年。探偵行為を禁止する法律が成立し、探偵狩りが行われている現代。少女・空閑純は、かつて名探偵として名を馳せた両親に育てられたが、母親はある事件を追う最中に行方不明となっていた。母の出身地である奧多岐野に父とともに移住し、帰りを待つ純だったが、そこで発見された身元不明の他殺死体が、父子の日常を破壊する! 存在意義を否定された探偵に謎が牙を剥くとき、新たな物語が動き出す!!
第二次世界大戦後、日本は南北に分断され、北海道は<日ノ本共和国>として独立。日本国内では北のスパイが暗躍し、政府は警戒を強めていた。
――そして平世21年。私的探偵行為を禁止する法律が成立し、探偵狩りが行われている現代。
少女・空閑純は、かつて名探偵として名を馳せた両親に育てられたが、母親はある事件を追う最中に行方不明となっていた……。母の出身地である奧多岐野に父とともに移住し、帰りを待っていた純だったが、そこで発見された身元不明の他殺死体が、父子の日常を破壊する! 存在意義を否定された探偵に謎が牙を剥くとき、新たな物語が動き出す!!
目次
序 章 分断
第1章 スパイと天使
第2章 怒りの日
第3章 誰も知らない男
第4章 海慧鼻の死
第5章 男と女
第6章 落日の喇叭
終 章 ソラへ
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2011年09月15日
ISBN
9784062172097
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
324ページ
初出
2010年6月理論社より単行本として刊行されたものに、加筆・修正したもの。
著者紹介
既刊・関連作品一覧
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製品関連情報
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お知らせ
有栖川有栖さんが第26回日本ミステリー文学大賞を受賞しました。(2022.10.28)