
マイページに作品情報をお届け!
作者の家 第一部
サクシャノイエダイ1ブ

河竹黙阿弥の死後、長男をさしおき、娘・糸女が歌舞伎作者の家を継ぐ。相続や著作権をめぐるトラブルに巻きこまれながらも家を守る、生涯独身で謎的な女丈夫だった糸女。そして坪内逍遙の仲だちで、養嗣子・繁俊をむかえることになる。曽祖父・黙阿弥への想いと綿密な考証を重ねつつ、孫として演劇史家として渾身の力をこめ、糸女の「女の一生」と河竹家の歴史を描いた、実感的近代史。読売文学賞受賞の名作。
ⒸKawatake Yoshiko
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
1984年10月08日
ISBN
9784061833463
判型
A6
価格
定価:440円(本体400円)
ページ数
276ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2019年10月11日
JDCN
06A0000000000056320R
著者紹介
装丁: 倉橋 三郎(クラハシ サブロウ)