作者の家 第二部

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作者の家 第二部

サクシャノイエダイ2ブ

講談社文庫

黙阿弥の娘・糸女は、養嗣子・繁俊と、その嫁・みつとをむかえて「歌舞伎作者の家」を守る。しかし関東大震災、糸女の死などによって、世阿弥が「つづくをもて家とす」といった意味での家は終焉を告げた。ひとりの女性を中心に、江戸の家と人びとが近代の中にどう溶解したかを克明に描き上げ、読売文学賞と毎日出版文化賞とを同時受賞した名作評伝。黙阿弥を「江戸演劇の大問屋」と評する坪内逍遥は、河竹家の継承に腐心し、教え子・市村繁俊を糸女の養子に推す。その人が著者の父・河竹繁俊である。河竹家の三代をつづる!


ⒸKawatake Yoshiko

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書誌情報

紙版

発売日

1984年10月08日

ISBN

9784061833470

判型

A6

価格

定価:528円(本体480円)

ページ数

381ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2019年11月08日

JDCN

06A0000000000056321S

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