一休さんの門（上）

室町時代、臨済宗の風狂僧・一休宗純は後小松天皇の落胤ながら、富貴権門に近づかず、流浪の旅のうちに真の悟りを追い求める。貧しい庶民には慈愛と救いの手をさしのべ、足利幕府の圧政には得意の狂歌で立ちむかい、凶暴な無法者には力で懲らしめる痛快な修行生活。天衣無縫の自由人、一休禅師の生きざまをヒューマンな筆致で描く遺作長編。＜上下巻＞

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書誌情報

紙版

• 発売日: 1990年10月11日
• ISBN: 9784061847699
• 判型: A6
• 価格: 定価：534円（本体485円）
• ページ数: 322ページ
• シリーズ: 講談社文庫

電子版

• 発売日: 2020年10月16日
• JDCN: 06A0000000000112285B

著者紹介

著： 川口　松太郎（カワグチ　マツタロウ）

装丁： 岸　顯樹郎（キシ　ケンジュロウ）

装画： 横山　隆一（ヨコヤマ　リュウイチ）

製品関連情報

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