夜はまだあけぬか

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夜はまだあけぬか

ヨハマダアケヌカ

講談社文庫

突然の失明。しかしなお、闘病に仕事に趣味にと新たな挑戦の日々。初代民博館長・梅棹忠夫の凄絶なる生き方を見よ!
老年の域に達して、学問・研究のしめくくりをつけなければならない大事な時期に、突然の視力障害におちいった筆者。くる日もくる日も夜がつづく。目が見えないのではどうしようもない。何かよい方法はないものか。闘病・リハビリ、さまざまな試みを経て、新たなる知的生産に立ち向かう、元民博館長の感動の名エッセイ。
「そのうちにわたしはどういうわけか、著作集をやろうという気になった。それは病院のベッドのうえでのことだった。なぜこういう気になったのか、よくはわからない。なにかしら、やろうとおもい、やれるとおもった。目がみえないままでも、この仕事はやれるのではないかとおもった。それにはもちろん、たくさんの友人たちのたすけにたよらなければならないが、みんなにたのんでみよう。わたしは決心した。」(本文より)


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書誌情報

紙版

発売日

1994年12月27日

ISBN

9784061858572

判型

A6

価格

定価:576円(本体524円)

ページ数

278ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2019年06月07日

JDCN

06A0000000000032667A

初出

1989年12月小社刊行

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