炎立つ　四　冥き稲妻

仇の子となり奥州藤原氏の栄華を開いた忍ぶ男の戦い。安倍が滅び、出羽の清原一族が治めることとなった奥六郡に藤原経清の妻結有は忘れ形見の清丸とともに留まっていた。清原の嫡子武貞の妻としてである。亡き兄と夫の志を胸に秘め敵方の一族として忍従の戦いを続ける母子の前に源義家が陸奥守として現われる。清原一族の確執が「後3年の役」の嵐を呼び起こす。(講談社文庫)


仇の子となり奥州藤原氏の栄華を開いた忍ぶ男の戦い。

安倍が滅び、出羽の清原一族が治めることとなった奥六郡に藤原経清の妻結有は忘れ形見の清丸とともに留まっていた。清原の嫡子武貞の妻としてである。亡き兄と夫の志を胸に秘め敵方の一族として忍従の戦いを続ける母子の前に源義家が陸奥守として現われる。清原一族の確執が「後3年の役」の嵐を呼び起こす。

書誌情報

紙版

• 発売日: 1995年10月04日
• ISBN: 9784061859272
• 判型: A6
• 価格: 定価：957円（本体870円）
• ページ数: 452ページ
• シリーズ: 講談社文庫

電子版

• 発売日: 2013年10月25日
• JDCN: 0618592700100011000D

初出

１９９３年８月、日本放送出版協会より刊行。

著者紹介

著： 高橋　克彦（タカハシ　カツヒコ）

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