小説太平洋戦争（２）

暗号電はついに打たれた。「ニイタカヤマノボレ」──昭和16年12月8日、日本帝国海軍航空戦隊は、アメリカの太平洋艦隊基地ハワイ真珠湾急襲に成功。南太平洋方面にも、陸海軍がいっせいに進撃を開始した。マレー、フィリピン、ジャワ──連日大勝利を報ずる大本営発表に、国民は狂喜した。

目次

開戦の日の表情
マレー沖の火柱
シンガポール攻撃
山下奉文の面目
シンガポール決戦
勝利の虎
フィリピン進攻作戦
比島緒戦の大悲劇
バターン死の行進
コレヒドールの勝利
蘭領印度の攻略戦
蘭印に皇軍あり

書誌情報

紙版

• 発売日: 1986年12月01日
• ISBN: 9784061950931
• 判型: A6
• 価格: 定価：810円（本体736円）
• ページ数: 350ページ

電子版

• 発売日: 2008年07月11日
• JDCN: 0619509300100011000Y

著者紹介

著： 山岡　荘八（ヤマオカ　ソウハチ）