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ドアのノブさん
ドアノノブサン
本棚の下に落ちている桃色のボタンが、クリップや五百円玉などと会話を繰り広げる「すきまの闇」や、大好きな家族が引っ越してしまい、取り残された玄関扉のノブの気持ちを描く表題作「ドアのノブさん」など、身近にある「小さなもの」に目を向けた短編童話集です。やさしくてユーモラスでありながら、ハッとさせる視点の鋭さ。童話界の新しい才能、大久保雨咲(うさぎ)さんの作品を読むと、何気ない日常を見る目が変わります。
本棚の下に落ちている桃色のボタンが、クリップや五百円玉などと会話を繰り広げる「すきまの闇」や、大好きな家族が引っ越してしまい、取り残された玄関扉のノブの気持ちを描く表題作「ドアのノブさん」など、身近にある「小さなもの」に目を向けた短編童話集です。
やさしくてユーモラスでありながら、ハッとさせる視点の鋭さ。童話界の新しい才能、大久保雨咲(うさぎ)さんの作品を読むと、何気ない日常を見る目が変わります。
収録作
すきまの闇
ドアのノブさん
線のむこうがわ
背中あわせのともだち
裏がわのナマズ
(全5話)
★物語は、こんなにも近くにひそんでいたのか!
自分の世界を持ちはじめたあなたに、ぜひ読んでほしいのです。
(丸善 丸の内本店 兼森理恵さん)
★雨咲さんのことばは、楽しい響きと、しあわせをはこんでいる。
まったく新しい童話作家だ。
(子どもの本専門店 メリーゴーランド 増田喜昭さん)
★大久保雨咲さんは、モノたちの心が鮮やかに読み取れるのですね。
毎日の暮らしがなんだか楽しくなるような気がします。
(MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 森口 泉さん)
★ちいさなモノたちにも、キラキラ光る日常がある。
彼らの声が聞こえる子どものうちに、ぜひ読んでほしい。
(クレヨンハウス 子どもの本売り場 若林 桜さん)
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目次
すきまの闇
ドアのノブさん
線のむこうがわ
背中あわせのともだち
裏がわのナマズ
書誌情報
紙版
発売日
2016年08月09日
ISBN
9784061957749
判型
A5変型
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
112ページ
シリーズ
わくわくライブラリー
電子版
発売日
2016年12月09日
JDCN
0619577400100011000V
著者紹介
1975年、三重県生まれ。四日市市の子どもの本専門店「メリーゴーランド」主宰の「童話塾」で創作を学ぶ。第21回「ニッサン童話と絵本のグランプリ」優秀賞受賞。「飛ぶ教室」(光村図書出版)の第9回「作品募集童話部門」で優秀作。2011年に『ずっとまっていると』(そうえん社)でデビュー。
1976年、兵庫県生まれ。イラストレーションの仕事を中心に幅広く活動中。著書に『かんさい絵ことば辞典』『ニシワキタダシの日々かるたブック』『あたらしいことわざ絵辞典』『こんなときのどうする絵辞典』(以上、パイ インターナショナル)、『えBOOK』(大福書林)がある。 http//www.smoca-n.com