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人と人影
ヒトトヒトカゲ

《白雲なびく駿河台……》自作の明治大学校歌をきいて涙滂沱の老詩人・児玉花外の深い悲しみ。対局前、将棋を放念し無心の散策をする大山康晴名人。窓辺の風に微かな音色を奏でる、太宰治の形見の琴。人生の途上で巡り合った人々の、心に残る鮮烈な記憶と忘れ難いその風貌を、温もりある自在の筆で綴る。井伏鱒二の文学の精髄を伝える、36篇の珠玉の名随筆。
《白雲なびく駿河台……》自作の明治大学校歌をきいて涙滂沱の老詩人・児玉花外の深い悲しみ。対局前、将棋を放念し無心の散策をする大山康晴名人。窓辺の風に微かな音色を奏でる、太宰治の形見の琴。人生の途上巡り合った人々の、心に残る鮮烈な記憶と忘れ難いその風貌を、温もりある自在の筆に綴る。井伏鱒二の文学の精髄を伝える36篇の珠玉の名随筆。
ⒸOHTA HINAKO
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目次
●人と人影
●小品博物誌
●旅と釣
書誌情報
紙版
発売日
1990年02月05日
ISBN
9784061960664
判型
A6
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
414ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2019年02月08日
JDCN
06A0000000000048036D
著者紹介
解説: 松本 武夫(マツモト タケオ)