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山川登美子 「明星」の歌人
ヤマカワトミコミョウジョウノカジン
- 著: 竹西 寛子

――山川登美子は、挽歌を詠むために生まれてきたような歌人だと思う。――その特性を、「三すじの挽歌」に焦点を合わせ、死を見つめ、自らの歌を詠み出す心の軌跡を濃やかに自在に辿る。深い思考が「通念」を超えて、「明星」の歌人・登美子を自立させ、日本の女歌の歴史の中に鮮やかに位置づける。豊かな感性が切り開く、独創的な登美子論。毎日芸術賞受賞作の名著。
──山川登美子は、挽歌を詠むために生まれてきたような歌人だと思う。──その特性を“三すじの挽歌”に焦点を合わせ、死を見つめ、自らの歌を詠み出す心の軌跡を濃やかに自在に辿る。深い思考が“通念”を超えて「明星」の歌人・登美子を自立させ、日本の女歌の歴史の中に鮮やかに位置づける。豊かな感性が切り開く独創的登美子論。毎日芸術賞受賞。
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書誌情報
紙版
発売日
1992年07月03日
ISBN
9784061961821
判型
A6
価格
定価:1,004円(本体913円)
ページ数
252ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2018年12月14日
JDCN
06A0000000000032642O