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死の淵より
シノフチヨリ

つめたい煉瓦の上に/蔦がのびる/夜の底に/時間が重くつもり/死者の爪がのびる(「死者の爪」)死と対峙し、死を凝視し、怖れ、反撥し、闘い、絶望の只中で叫ぶ、不屈強靱な作家魂。醜く美しく混沌として、生を結晶させ一瞬に昇華させる。“最後の文士”と謳われた高見順が、食道癌の手術前後病床で記した絶唱63篇。野間文芸賞受賞。
目次
●死の淵より
●「死の淵より」拾遺
●「わが埋葬」以後
他
書誌情報
紙版
発売日
1993年02月04日
ISBN
9784061962163
判型
A6
価格
定価:1,034円(本体940円)
ページ数
216ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
1971年7月刊、講談社文庫「詩集・死の淵より」
収録作品
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作品名初出
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作品名
死の淵より
初出
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作品名
「死の淵より」拾遣
初出
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作品名
「わが埋葬」以後
初出
著者紹介
解説: 佐々木 幹郎(ササキ ミキロウ)