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番茶菓子
バンチャガシ

《時間は一度勝負だ。過ぎた時間は書き直せない》と覚悟した著者が、日常の暮らしでの人と人との出会いと記憶の断片を、掌篇小説の如き味わいの小品12章につづる。「花の小品」「きものの四季」「新年三題」「一日一題」ほか、作家・幸田文の凜とした資質のきらめく、珠玉の名文。
ⒸTama Aoki/Takashi Kohda
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目次
●花の小品
●夏の小品
●きものの小品
他
書誌情報
紙版
発売日
1993年11月02日
ISBN
9784061962477
判型
A6
価格
定価:1,980円(本体1,800円)
ページ数
228ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2020年07月03日
JDCN
06A0000000000086488W
初出
本書は、『番茶菓子』(1958年4月 創元社刊)を底本とし、新かなづかいにして多少ふりがなを加えた。
著者紹介
著: 幸田 文(コウダ アヤ)
解説: 勝又 浩(カツマタ ヒロシ)