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眼の哲学・利休伝ノート
メノテツガク・リキュウデンノートゲンダイニホンノエッセイ

“遊び”の真の精神を知り尽した陶器鑑賞家にして装幀家。美の絶対境を追求しつつ命を懸けて美の世界を生き通した伝説的な批評家青山二郎。彼を知悉した小林秀雄をして「僕たちは秀才だが、あいつだけは天才だ」とまで言わしめた青山二郎の代表的評論「眼の引越し」等16篇。独特の批評精神漲る芸術論、陶芸・絵画論に加えて貴重な未刊行本の草稿「利休伝ノート」を始めて収録。
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目次
●眼の哲学
●利休伝ノート
書誌情報
紙版
発売日
1994年03月04日
ISBN
9784061962637
判型
A6
価格
定価:1,034円(本体940円)
ページ数
254ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
収録作品参照
収録作品
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作品名初出
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作品名
青山二郎文集
初出
1986年6月小沢書店刊
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作品名
眼の引越
初出
「芸術新潮」昭和25年3月
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作品名
眼の筍生活
初出
「芸術新潮」昭和25年6月
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作品名
上州の賭場
初出
「新潮」昭和26年4月
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作品名
博徒風景
初出
「新潮」昭和26年5月
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作品名
若気の色
初出
「新潮」昭和30年11月
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作品名
続・若気の色
初出
「新潮」昭和30年12月
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作品名
画と小説の手習い
初出
「東京新聞」昭和28年8月19日,20日
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作品名
梅原龍三郎論にまなびて
初出
「素描」(求龍堂)昭和19年6月
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作品名
梅原龍三郎
初出
「創元」第一号昭和21年12月
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作品名
富岡鉄斎
初出
「創元」第二号 昭和23年11月
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作品名
私の接した中原中也
初出
創元社「中原中也全集」月報第1~3号昭和26年4・5・6月
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作品名
贋物と真物について
初出
「暮しの創造」第12号昭和55年3月
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作品名
奇妙な「永仁」重文解除
初出
「芸術新潮」昭和36年5月
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作品名
唐九郎を“鑑定”する
初出
「芸術新潮」昭和37年1月
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作品名
知られざる神
初出
「相馬」昭和33年
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作品名
利休伝ノ-ト
初出
未刊行手記昭和18年12月8日記
著者紹介
解説: 森 孝一(モリ コウイチ)