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平の将門
タイラノマサカド
- 著: 吉川 英治
将門は著者の最も食指を動かした人物の1人である。反逆者としての歴史の刻印を除きたい気持もあったが、純粋で虚飾のない原始人の血を将門にみたからだ。都にあっては貴族に愚弄され、故郷(くに)では大叔父国香に父の遺領を掠められ、将門はやり場のない怒りを周囲に爆発させる。それは天慶の乱に発展し、都人を震撼させる。富士はまだ火を噴き、武蔵野は原野そのままの時代だった。
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書誌情報
紙版
発売日
1989年05月09日
ISBN
9784061965461
判型
A6
価格
定価:990円(本体900円)
ページ数
498ページ
電子版
発売日
2003年02月14日
JDCN
0619654600100011000T
収録作品
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作品名初出
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作品名
私の吉川英治
初出
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作品名
作品紀行
初出