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新・平家物語(十一)
シン・ヘイケモノガタリ
- 著: 吉川 英治
源氏の内輪もめが幸いして、都落ちした平家は急速に勢力を挽回していた。西海は一門の軍事力の温床、瀬戸内には平家の兵船が波を蹴たてて往きかい、着々と反攻の秋(とき)を窺っていた。わけて一ノ谷は天険の要害、平家自慢の陣地だった。加えて兵力では、平家は源氏の何倍も優位にある。しかし、地勢と時と心理とは、まったく平家に不利だった。義経軍の坂上からの不意打ちに算を乱して敗走する。
都落ちして半年、急速に勢力を回復する平家。西海は一門の軍事力の温床、瀬戸内には兵船が波を蹴てて往きかい、着々と反応の秋を窺っていた。わけて一ノ谷は天険の要害、平家自慢の陣地だったが……
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書誌情報
紙版
発売日
1989年08月03日
ISBN
9784061965577
判型
A6
価格
定価:880円(本体800円)
ページ数
438ページ
電子版
発売日
2014年08月01日
JDCN
0619655700100011000X
収録作品
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作品名初出
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作品名
私の吉川英治
初出