新約聖書外典

「新約聖書外典」とは、現行の新約聖書の27の文書が正典として成立する過程において、「アポクリファ」として排除され、正典として採用されなかった諸文書をいう。古代におけるキリスト教大衆文学とグノーシス的異端文学の間に位置するこれらの文書は、当時の大衆によって、正典よりもむしろ好んで読まれ、しばしば古代・中世から近代に至る西欧の芸術作品のモチーフともなってきた。

書誌情報

紙版

• 発売日: 1997年12月10日
• ISBN: 9784061975972
• 判型: A6
• 価格: 定価：2,200円（本体2,000円）
• ページ数: 526ページ
• シリーズ: 講談社文芸文庫

著者紹介

編・訳： 荒井　献（アライ　ササグ）

訳： 八木　誠一（ヤギ　セイイチ）

訳： 田川　建三（タガワ　ケンゾウ）

訳： 大貫　隆（オオヌキ　タカシ）

訳： 小河　陽（オガワ　アキラ）

訳： 青野　太潮（アオノ　タシオ）

訳： 藤村　和義（フジムラ　カズヨシ）

訳： 佐竹　明（サタケ　アキラ）