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おろおろ草紙
オロオロゾウシ

天明の大飢饉に見舞われた奥州八戸藩での凄惨な人肉食を鉄砲隊足軽小十郎の日録を追いながら苛烈に描写。飢饉による死者たちの嘆き、生に執着する人々の業を直視し、人間存在の根本に迫る代表作「おろおろ草紙」。ほかに、「暁闇の海」「北の砦」「海村異聞」の歴史小説3篇を収録。著者の郷里に材を得、庶民の強靱な生きざまを鮮やかに描いた傑作小説集。
天明の大飢饉に見舞われた奥州八戸藩での凄惨な人肉食を、鉄砲隊足軽小十郎の日録を追いながら苛烈に描写。飢饉による死者たちの嘆き、生に執着する人々の業を直視し、人間存在の根本に迫る代表作「おろおろ草紙」。ほかに、「暁闇の海」「北の砦」「海村異聞」の歴史小説3篇を収録。著者の郷里に材を得、庶民の強靱な生きざまを鮮やかに描いた傑作小説集。
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書誌情報
紙版
発売日
2000年09月08日
ISBN
9784061982260
判型
A6
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
336ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2014年05月09日
JDCN
0619822600100011000K
著者紹介
解説: 川村 湊(カワムラ ミナト)