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おろおろ草紙
オロオロゾウシ
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奥州の天明大飢饉を描く表題作他歴史中編集大飢饉が生んだこの世の地獄、共食いの惨状を描く三浦文学の最高傑作「おろおろ草紙」に「暁闇の海」「北の砦」「海村異聞」等、著者の郷里に材を得た歴史小説集
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おろおろ草紙
発売日:2000年09月08日
天明の大飢饉に見舞われた奥州八戸藩での凄惨な人肉食を鉄砲隊足軽小十郎の日録を追いながら苛烈に描写。飢饉による死者たちの嘆き、生に執着する人々の業を直視し、人間存在の根本に迫る代表作「おろおろ草紙」。ほかに、「暁闇の海」「北の砦」「海村異聞」の歴史小説3篇を収録。著者の郷里に材を得、庶民の強靱な生きざまを鮮やかに描いた傑作小説集。 天明の大飢饉に見舞われた奥州八戸藩での凄惨な人肉食を、鉄砲隊足軽小十郎の日録を追いながら苛烈に描写。飢饉による死者たちの嘆き、生に執着する人々の業を直視し、人間存在の根本に迫る代表作「おろおろ草紙」。ほかに、「暁闇の海」「北の砦」「海村異聞」の歴史小説3篇を収録。著者の郷里に材を得、庶民の強靱な生きざまを鮮やかに描いた傑作小説集。