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死霊(3)
シレイ
- 著: 埴谷 雄高

黙狂の矢場徹吾が遂に口を開く。<決していってはならぬ最後の言葉>を語り始める第2の山場。そして翌日の昼、主要人物が一堂に会する津田安寿子の誕生祝いの席上、果して何が起こるのか。 7章から最後の9章までを収録。精神の<無限大>をつきつめ、文学の窮極大飛翔をはかった傑作、埴谷雄高の『死霊』は幕を閉じる。だが、埴谷が生涯かけて追究した<存在の革命>は未来へ託された――。
20世紀の傑作。わが国初の形而上小説。 遂に文庫化!
黙狂の矢場徹吾が遂に口を開く。<決していってはならぬ最後の言葉>を語り始める第2の山場。そして翌日の昼、主要人物が一堂に会する津田安寿子の誕生祝いの席上、果して何が起こるのか。 7章から最後の9章までを収録。精神の<無限大>をつきつめ、文学の窮極大飛翔をはかった傑作、埴谷雄高の『死霊』は幕を閉じる。だが、埴谷が生涯かけて追究した<存在の革命>は未来へ託された――。
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書誌情報
紙版
発売日
2003年04月10日
ISBN
9784061983281
判型
A6
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
432ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2014年05月16日
JDCN
0619832800100011000T
初出
本書は、『死霊 3』(1996年6月7日 講談社刊)を底本とする。