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幻想としての文明
ゲンソウトシテノブンメイ
内から腐食する文明、思考を停止させた人類……その行くつく先は?――全地球的視座から文明興亡の法則を解き明かし、21世紀を予見する経済人類学の壮大な啓示!
文明論の“常識”はもう通用しなくなった! 東欧の大激動、共産主義の瓦解は何を意味しているのか? 14世紀に始まった近代文明は1993年に大転機を迎えようとしている。今こそ文明とは何かを考える時だ。
<いま地球上で何が起きているのか>
●東欧発火は当然の帰結
●ヒットラーの台頭を予言した経済人類学
●マルクスの失敗はヘーゲルの失敗
●はたして自由社会が「勝った」のか?
●一度滅びた文明は二度と栄えない
●人類は集団的躁状態に入りつつある
●太陽黒点が多くなると歴史は激動する
●現代人はなぜ麻薬を手離せなくなったのか?
●近代は思考停止を好む
●社会はひとつの「生命体」である
●南米の指導者は社会の「生理」をこわした
●人類は「民族」を超えられるか
ⒸShinichiro Kurimoto
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書誌情報
紙版
発売日
1990年10月05日
ISBN
9784062049696
判型
四六
価格
定価:1,388円(本体1,262円)
ページ数
326ページ
電子版
発売日
2023年04月07日
JDCN
06A0000000000621940E
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