
観光人類学の挑戦 「新しい地球」の生き方
カンコウジンルイガクノチョウセンアタラシイチキュウノイキカタ
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東京・バリ・カリフォルニア…… 観光と移住が織りなす「越境の民族誌」 グローバル化が進行する中で、国境を越えて移動する人びとは世界全体で年間10億人に達しようとしている。東京の下町で、熱帯雨林の島で、中国の世界遺産で、それぞれに繰り広げられる文化景観はすべてリゾーム状につながり、地球はもはや境界のない大きな空間になっているのだ。本書では、ボーダレス時代の観光/移住のありようを描き出し、「一つの世界にともに生きる」とはどういうことか、人類学の新たな試みとして論じていく。 【目次】 第一章 「新しい地球」の生き方を探る 第二章 越境する日本人女性 ── 女たちのグローバル化 第三章 フィリピーナたちの夢 ── 移民が普通に暮らせる日 第四章 世界遺産という文化資源 ── バリ・白川郷・麗江 第五章 熱帯雨林のアイロニー ── マレーシア・サバのエコツーリズム 第六章 「南」の観光歴史学 ── ミクロネシア・パラオにおける観光と植民地主義 第七章 ロングステイ ── 暮らすように旅すること 第八章 新しい地球、新しい日本 ── 一つの世界にともに生きる 注 あとがき 参照文献
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観光人類学の挑戦 「新しい地球」の生き方
発売日:2009年01月10日
東京・バリ・カリフォルニア…… 観光と移住が織りなす「越境の民族誌」 グローバル化が進行する中で、国境を越えて移動する人びとは世界全体で年間10億人に達しようとしている。東京の下町で、熱帯雨林の島で、中国の世界遺産で、それぞれに繰り広げられる文化景観はすべてリゾーム状につながり、地球はもはや境界のない大きな空間になっているのだ。本書では、ボーダレス時代の観光/移住のありようを描き出し、「一つの世界にともに生きる」とはどういうことか、人類学の新たな試みとして論じていく。 【目次】 第一章 「新しい地球」の生き方を探る 第二章 越境する日本人女性 ── 女たちのグローバル化 第三章 フィリピーナたちの夢 ── 移民が普通に暮らせる日 第四章 世界遺産という文化資源 ── バリ・白川郷・麗江 第五章 熱帯雨林のアイロニー ── マレーシア・サバのエコツーリズム 第六章 「南」の観光歴史学 ── ミクロネシア・パラオにおける観光と植民地主義 第七章 ロングステイ ── 暮らすように旅すること 第八章 新しい地球、新しい日本 ── 一つの世界にともに生きる 注 あとがき 参照文献