落日の宴

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落日の宴

ラクジツノウタゲカンジョウブギョウカワジトシアキラ

文芸(単行本)

「これまで書いた主人公の中で、もっとも心動かされる人物」……著者
嘉永6年(1853年)、時の勘定奉行川路聖謨(としあきら)は、開国を迫るロシアのプチャーチンと対峙。――激動の幕末、日本を大国間の荒波から守った幕臣を描き、日本人の誇り高き精神を問う!

「川路は、幕末に閃光のようにひときわ鋭い光彩を放って生きた人物である。軽輩の身から勘定奉行筆頭まで登りつめたことでもあきらかなように、頭脳、判断力、人格ともに卓越した幕吏であった……私が川路に魅せられたのは、幕末の功労者であるとともに、豊かな人間性にある」――「あとがき」より


書誌情報

紙版

発売日

1996年04月16日

ISBN

9784062079266

判型

四六

価格

定価:1,923円(本体1,748円)

ページ数

452ページ

初出

『群像』1994年1月号~1995年10月号

著者紹介

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