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珍妃の井戸
チンピノイド
- 著: 浅田 次郎

『蒼穹の昴』に続く清朝宮廷ミステリー・ロマン!
誰が珍妃(ちんぴ)を殺したか?愛が大地を被い、慟哭が天を揺るがす──荒れ果てた東洋の都で、王権の未来を賭けた謎ときが始まる。
列強の軍隊に制圧され、荒廃した北京。ひとりの美しい妃が紫禁城内で命を落とした。4年前の戊戌(ぼじゅつ)の政変に破れ、幽閉された皇帝・光緒帝の愛妃、珍妃。事件の調査に乗り出した英・独・日・露の4人の貴族たちを待っていた「美しい罠」とは?降りしきる黄砂のなかで明らかになる、強く、悲しい愛の結末。
書誌情報
紙版
発売日
1997年12月10日
ISBN
9784062089333
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
322ページ
初出
『小説現代』1996年12月号から1997年8月号に連載
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お知らせ
浅田次郎先生が第9回日本歴史時代作家協会賞 功労賞を受賞しました。