被差別部落の青春

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被差別部落の青春

ヒサベツブラクノセイシュン

「おもろい奴も、笑える話もあるで」
タブーを超え、しなやかな感性で「差別・被差別の現在」を直視するまったく新しいルポタージュ、誕生!

同和対策事業が進んだ部落は、差別さえなければ少なくとも住居に関しては住みやすい街である。部落差別を受けたことも考えたこともないという彼女にとって、部落は比喩でも皮肉でもなく、パラダイスである。低家賃住宅に住めるから部落に生まれてよかった、というあまりにも率直な意見を聞き、部落と差別が不可分に結び付いていた私の頭は、びっくりマークとクエスチョンマークでいっぱいになった。──「エピローグ」より


書誌情報

紙版

発売日

1999年10月12日

ISBN

9784062091558

判型

四六

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

ページ数

263ページ

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