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果つる底なき
ハツルソコナキ
- 著: 池井戸 潤

元三菱銀行員の大型新人(35歳)が内幕を抉る新しい金融サスペンスの誕生!
第44回江戸川乱歩賞受賞作!
債権回収を担当していた同僚が死んだ。謎の言葉と、不正の疑惑を残して。彼の妻は、かつて「私」の恋人だった……。先端企業への融資をめぐる大銀行の闇に、私は1人、挑む。
●銀行ミステリーの誕生を宣言する作品だ。(阿刀田高氏)
●銀行業務における情報の処理、銀行マンとしての主人公のプライド、事件、人物の動かし方……受賞作とすることに異存はなかった。(大沢在昌氏)
●緊密で上質なミステリーとして成立していた。(北方謙三氏)
●全く独自の視点で切り込んで来る。新しい分野としか言い様がない。(高橋克彦)
●銀行内部の事情、金の動きは、素人にもわかるように書かれている。(皆川博子氏) ―――選評より
書誌情報
紙版
発売日
1998年09月10日
ISBN
9784062093675
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
330ページ
著者紹介
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製品関連情報
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お知らせ
池井戸潤先生が第2回野間出版文化賞を受賞しました。