日本人のこころ 5

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日本人のこころ 5

ニホンジンノココロ

半世紀ぶりに博多港の岩壁に立つ
神と人と自然が共生する島への旅

歴史とはなにか。
遠い過去を追求することだけが歴史ではない。
この自分という一個の身体のなかに現代史が眠っている。

●主な内容
難民として平壌に置き去りにされて
引揚船に流れてきた「リンゴの唄」の歌声
「不法妊娠」をさせられた女性たちの帰国
「馬」の文化と「船」の文化
人間の体型でわかる文化の違い
風土が生んだ特異な政治結社
アジアのなかの日本を考える
疑うのではなく「信からはいる」ということ
人間を無限の自由に駆り立てる風土
沖縄への無知からはじまった旅
御獄(うたき)は見えない世界と交信する場所
ここは「情」の宝庫だ
掃除のできない人は住めない島
この世とあの世の境界がない
風と一緒に生きる
歌い踊り神と一体化
悠久のリズムと現実の緊迫感のなかで


書誌情報

紙版

発売日

2002年05月15日

ISBN

9784062108386

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

268ページ

著者紹介

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