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寄生虫博士のおさらい生物学
キセイチュウハカセノオサライセイブツガク
- 著: 藤田 紘一郎
「生物」ってこんなに面白かったのか!
人はどこから来てどこへ行くのか? 生物学の成果を知らずして未来は語れない。遺伝から免疫まで、最新の生物学の流れがわかり、地球と生きものが大好きになる本!
寄生虫たちと暮らす教授のたのしい授業
MITの教授で、93年にノーベル賞を受けたフィリップ・シャープ博士は「21世紀の教養人は、人間というものを知るために現代生物学を多少なりとも理解することが必要になってくると思う」と語っている。また、「現代の生物学が病気の理解や治療法を大きく変える可能性があること、そして、この生物学が生物としての人間の理解を急速に進めていること」をあげて、とくに医学生には「生物学」が必須であることを強調している。私は学生たちがおもしろがったり、イメージを描いたりできる生物学の講義をしてみたいと努力してきた。それをまとめたのが本書である。すでに社会人となった方がおさらいとして読んでいただいてもいいようにわかりやすさと本筋をはずさないことを旨としてみた。――<「はじめに」より>
書誌情報
紙版
発売日
2005年04月20日
ISBN
9784062128353
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
326ページ
著者紹介
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