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愛し続けるのは無理である。
アイシツヅケルノハムリデアル
- 著: 内館 牧子

血のにじむような努力と嘘を重ねて、男と女は愛を保っている……
男女の刺激的で安らぐ関係を綴った人気脚本家の最新エッセイ
年齢を重ねることは面白い。世俗で鍛えられ、清濁あわせ呑むばかりか煮え湯も飲まされ、「愛し続けるのは無理である」と骨身にしみている狡さと優しさ。そんな年代の男と女の出会いや、愛し方や、思いやり方は、これまた刺激的で面白く、かつ、なぜか安らぐものである。――<「前書き」より>
書誌情報
紙版
発売日
2005年10月01日
ISBN
9784062130448
判型
四六
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
238ページ
初出
本書は、初出(収録作品参照)の原稿に、一部改題の上、加筆及び訂正。
収録作品
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作品名初出
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作品名
熊と闘う男なら
初出
『Style』2004年1月号
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作品名
愚痴る男と女の度量
初出
『Style』2004年2月号
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作品名
「女のプロ」化計画
初出
『Style』2004年3月号
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作品名
めげている男
初出
『Style』2004年4月号
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作品名
油断させて爪をとぐ
初出
『Style』2004年5月号
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作品名
「いい関係」が一言で崩壊
初出
『Style』2004年6月号
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作品名
他人じゃない男女
初出
『Style』2004年7月号
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作品名
カスをつかむ女
初出
『Style』2004年8月号
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作品名
三十女の可能性
初出
『Style』2004年9月号
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作品名
「昔の男」を美化する
初出
『Style』2004年10月号
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作品名
合コンの女たち
初出
『Style』2004年11月号
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作品名
「残身」の美しさ
初出
『Style』2004年12月号
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作品名
目指すなら、養老院より大学院
初出
『婦人公論』2003年3月22日号
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作品名
非宗教的な現代人
初出
『寺門興隆』2004年1月号
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作品名
バス停の学生
初出
『もも百歳』2003年秋号
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作品名
杜の都で夢見る
初出
『赤旗』2004年3月25日
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作品名
故郷にしてやれること
初出
『白い国の詩』2004年4月号
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作品名
東北をばかにする奴は張り倒す
初出
『毎日新聞』2001年4月2日
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作品名
オバサン化を防ぐ五つの条件
初出
『MINE』2001年9月号
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作品名
女がトクか、男がトクか?
初出
『毎日が発見』2001年2月号
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作品名
一千字の自叙伝
初出
『Grazia』2001年6月号
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作品名
敬意
初出
『分化庁月報』2001年1月号
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作品名
変えていくべきこと、変えてはいけないこと
初出
『東京人』2002年8月号
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作品名
「なんでも平等」が生んだ閉塞感
初出
『総合教育技術』2002年9月号
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作品名
すべてが手に入るという幻想
初出
『PHP』2003年2月号
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作品名
乱れて盛んなるよりはむしろ固く守りて滅びよ
初出
『盛和塾』2001年6月号
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作品名
香港と個性と運動会
初出
『Vivova』2002年Summer
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作品名
紙力士
初出
『文藝春秋』2001年12月号
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作品名
初めての絵
初出
『クロスロード』2003年春号
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作品名
黄昏が照らした匂い
初出
『theTAKASAGOtimes』2003年147号
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作品名
「紅白歌合戦」と家族の風景
初出
『ステラ』2003年12月26日号
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作品名
私の週間日記
初出
『読売新聞』2002年5月11日、18日、25日、6月1日
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作品名
テレビドラマの会話
初出
『SCIENCEofHUMANITY BENSEI』2001
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作品名
『私の青空’02』
初出
『ステラ』2002年4月19日号
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作品名
携帯まくらと新幹線
初出
『ひととき』2002年6月号
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作品名
幻の吐魯番
初出
『デリシャス』2002年6月号
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作品名
公衆電話で感じる四季
初出
『公衆でんわ』2004年288号
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作品名
「非日常」を売るということ
初出
『GRAND HILL』2003年秋冬号
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作品名
永田選手の銀
初出
『サンケイスポーツ』2000年10月2日
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作品名
掌編・ビーズの指輪
初出
『朝日新聞』2004年4月10日