
マイページに作品情報をお届け!
闘う社説 朝日新聞論説委員室 2000日の記録
タタカウシャセツアサヒシンブンロンセツイインシツニセンニチノキロク
- 著: 若宮 啓文
朝日新聞の名物記者が社説作りの内幕を詳細にレポート! 『朝日』の社説はこうして作られる!――イラク戦争、靖国参拝、小泉郵政解散、安倍氏との大バトル、対『読売』・『産経』社説ウォーズ、憲法改正議論……。ニッポンを動かした言論戦のインサイド・ストーリー!
■目次より
第1章 論説主幹となって嵐の船出
「PKO」で変わる「朝日」
9.17小泉訪朝の衝撃
第2章 「千と千尋」で攻防開始
アニメが社説の見出しになった
拉致問題のインパクト
第3章 イラク戦争に反対する
読売の「勝利宣言」
「個説」という毎日新聞の試み
第4章 国旗・国家で社説の大バトルへ
「甲子園」をめぐる論戦
第5章 「靖国」で読売が変わった
ナベツネさんとの共闘
第6章 小泉氏の郵政解散に苦悶
「希望社会への提言」シリーズ
第7章 安陪政権が登場した
朝日に傷跡残したNHK問題
第8章 社説21で新たな護憲提言
護憲的改憲論の台頭
ⒸYoshibumi Wakamiya
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2008年10月31日
ISBN
9784062150163
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
290ページ
電子版
発売日
2023年02月24日
JDCN
06A0000000000604540H
著者紹介
(わかみや・よしぶみ) 1948年東京生まれ。70年に東大法学部卒業、同年朝日新聞社入社。政治部記者、 論説委員、政治部長などを経て02年9月に論説主幹に就任、社説作りの責任者になる。 その間、小泉訪朝、イラク戦争、郵政解散、安陪内閣誕生、同内閣退陣など歴史的な 出来事が続発。首相の靖国参拝に関して、ライバル社の読売新聞主筆の渡辺恒雄氏 と共闘して小泉氏を批判、二人の対談が月刊誌『論座』に掲載され大きな話題を呼んだ。 08年3月に論説主幹を退任して現在は朝日新聞コラムニスト。