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15歳の寺子屋 森をつくる
ジュウゴサイノテラコヤモリヲツクル
- 著: C・W ニコル
作家、環境保護活動家として活躍し、’95年には日本国籍を取得したC・Wニコル氏。氏が黒姫に蘇らせた「アファンの森」は2011年に25周年を迎えました。
自然豊かな英国ウェールズでの幼少期をバックグラウンドに、17歳で極地探検、大学時代はレスラーとして活躍、エチオピアの国立公園長、そして日本へ、と世界を渡り歩きます。
日本の自然の豊かさに心打たれ、自然保護運動に精力を傾け、ついには私財を投じて「アファンの森」を作ります。
氏の半生はファンタジックな冒険に満ちており、だれもが胸おどらせるようなエピソードに彩られています。
氏の人生そのものであり、「冒険」「環境保護」「出会い」「希望」「葛藤」「心・魂」といった多くの人の心に響くキーワードが結実している「アファンの森」について書くことで、氏の冒険に満ちた半生、森のたのしさ、世界的に見ても際だつ日本の自然のすばらしさなどを、子どもに伝えていきます。
- 前巻
- 次巻
目次
はじめに
1章 冒険に明け暮れる少年
2章 日本の自然はすごい
3章 アファン・アルゴードの奇跡
4章 森をつくる
5章 ウェールズ系日本人
6章 未来への遺産
おわりに
書誌情報
紙版
発売日
2013年03月26日
ISBN
9784062176798
判型
四六
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
ページ数
98ページ
著者紹介
C・Wニコル(シーダブリュ ニコル) 作家、環境保護活動家、探検家、C.W.ニコルアファンの森財団理事長 1940年、イギリスの南ウェールズ生まれ。 17歳でカナダに渡り、その後、カナダ水産調査局北極生物研究所の技官として、海洋哺乳類の調査研究に当たる。 1967年よりエチオピアにシミエン山岳国立公園を創設し、公園長を務める。 1962年に空手の修行のため初来日。その後、長野県に住んで執筆活動を続ける。 1986年より、森の再生活動を実践するため、荒れ果てた里山を購入。その里山を「アファンの森」と名付け再生活動を始める。2002年、「アファンの森」での活動や調査をより公益的な活動にするために、「財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団法人」を設立し、理事長となる。 1995年7月、日本国籍を取得。2005年、英国エリザベス女王陛下より名誉大英勲章を賜る。 著書は『勇魚(いさな)』『少年グリフィン』『小さな反逆者』『森にいこうよ!』など多数。 クライヴ・ウィリアムズ・ニコル(Clive Williams Nicol)